当ブログはパソコンを中心とした分解修理を紹介していますが、メンテナンスには責任が伴います。
自分でメンテナンスをすることを勧めていいますが、パソコンのさらなる破損につながる危険性を認知した上で作業にあたってください。
今日分解するプリンターはこちら!!
よりみち
CANONのA4プリンターMG7530です。
給紙トレイが2層になっていてい、A4用紙とB5用紙など二種類の異なる大きさの紙を常時セットしておくことができます。
パソコンが無くてもスマホから直接印刷できたり、SDカード対応であったりと便利な機能が搭載されています。
ハードオフで1100円で買いました。
カスレがあるとのことですが、価格が安いので直してみようと思い購入しました。
修理して使用できるようになったら年賀状印刷などに使用したいと思います。
・中古プリンターを買う際の注意点を知りたい
・中古プリンターを買ったら何をチェックしていいか知りたい
・プリンターが印字不良になった時の対処法を知りたい
CANON MG7530の現状
まずはプリンターの現状を確認します。
カスレがあるとのことですので、まずは「メンテナンス」の項目の中の「ノズルチェックパターン印刷」を印刷してみましょう。
しばらく待つとノズルチェックパターンが印刷されて出てきます。
しばらく待ちますと印字結果が印刷されてきます。
よりみち
今回はノズルチェックですべてのインクが印字されることを目指していきます。
対処法① ノズルクリーニング
よりみち
インクヘッドのクリーニングはインクを消費しながらクリーニングするのでインク残量がないとクリーニングができません。
クリーニングでもノズルつまりが解消されない強力クリーニングを実施しますが、強力クリーニングはよりインクを消費しますので、インク残量に注意してください。
よりみち
対処法② インクヘッドを取り外し洗浄する
よりみち
まずは、インクカートリッジを取り外します。
プリンターの前フタの部分を開けるとプリントヘッドが中央まで移動してきますので、
その状態で電源プラグを抜きます。
もちろん電源プラグを抜くという行為は機械にとって好ましくありませんが、メンテナンスのためにこのような手段を取ります!
インクカートリッジを取り外します。
インクヘッドを取り外します。
たてのスジからインクが噴出されて印刷ができるそうです。
プリントヘッドを洗浄することでノズル詰まりを解消をめざします。
裏面の基盤側はサビの原因になりますので濡れないように作業してください。
洗浄の方法は40℃くらいの湯でインクカートリッジ側からとノズル側からと流していきます。
インクの色が薄くなるくらいまで流せば十分です。
更に「バスマジックリン」を使い泡洗浄していきます。
3時間ほど浸けたら、水洗して乾燥させます。
ヘッド内に水気が残った状態ですとインクが薄まり印刷されないので
2日ほど乾燥させます。
ノズルヘッド洗浄の結果
よりみち
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なお、このような洗浄をした後もインクノズルの詰まりがある、
インクヘッドを洗浄するときはインクで手が汚れますし、リスクを負ってまで洗浄できないという方は、インクヘッドの買い替えがオススメです。
純正品が1万円弱くらいで売っています。
互換品ですとヤフオク等でも3千円台からありますので、
買い替えより安い出費でプリンターが復活します。
プリントヘッドの詰まりを起こさないためには
よりみち
①月に1回程度印刷する
インクの詰まりはインクが乾燥することによって発生するトラブルです。
インク詰まりを発生させないためにはやはり月に一度程度使用してインクを噴出させておくことが肝心です。
年賀状印刷にしか使用しないといった使い方はインク詰まりが起こりがちです。
②純正インクを使用する
純正より安い互換インクがネットで手に入りますが、純正インクを使用したほうがノズル詰まりは起こりにくいです。
賛否両論ありますが、格安インクを使用するとインクのドットが荒く
印刷時にキレイに印字されないこともあるので、純正インクを使用することが長い目で見るとトラブルも起こりにくいので
メリットが十分にあると思います。
よりみち
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